先日、打ち合わせで大手町野村ビルに行きました。すこし早く着いたので初めて来た建物の中をぶらぶらしていたら、エントランスホールの一角に建物を紹介するパネルが飾られていました。
![](https://custard-arch.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_5489-scaled-e1659708432265-768x1024.jpg)
![Nomura building](https://custard-arch.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_5488-scaled-e1659708475419-768x1024.jpg)
銅板には大手町野村ビルを建てるにあたり都市の歴史的景観の伝承と創出、およびその品位の向上に力を尽くしたこと、この土地にあった旧日清生命館の優れた景観や意匠に対する敬意と感謝の念が建築主、設計者、工事関係者一同として表されていました。レリーフは旧日清生命館の設計者である建築家 佐藤功一 氏です。
![Nomura Build.](https://custard-arch.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_5491-scaled-e1659708455835-768x1024.jpg)
![Nomura Build.2](https://custard-arch.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_5492-scaled-e1659708489195-768x1024.jpg)
![Nomura Build.3](https://custard-arch.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_5493-scaled-e1659708505652-768x1024.jpg)
街も建物も時の流れとともに変わっていく中で、このように無くなる建物の素晴らしさを受け継ぎ残していこうとする気持ちがとても素敵です。写真や図面も飾られていて、こんな風にしてもらえたら設計した建築家も建てた工事関係者も嬉しいですね。