不燃化特区に指定されている住宅密集地の建て替え計画です。もとの家は境界塀と外壁が密着し、敷地めいいっぱいに建てられていました。前面道路も狭く、建て替えにあたり道路の後退が必要なため、どうしても元の家より建築面積が小さくなってしまいます。その中で大人4人が暮らせる家を作る。いかに空間を無駄なく使いきるか、間取りのスタディを重ね、収納スペースを確保しつつ狭くても今までより快適に、家族それぞれの暮らし方ができる家をつくりました。