2年前に設計協力させていただいた「千葉ウシノヒロバ」が建築の専門雑誌「新建築」に掲載されました。
千葉ウシノヒロバは千葉市若葉区にあります。千葉市乳牛育成牧場の跡地にて、預託牧場の事業を引き継ぐとともに、10haの土地に新たにキャンプ場を軸とした観光事業、地産地消を進める農業関連事業などさまざまな事業を展開しています。事業者であるChicabiやマスターアーキテクトのTAIMATSUほか、たくさんの人がプロジェクトチームを組み、協力して計画を進めてきました。預託牧場事業のための新しい牛舎やキャンプ場に必要な施設のいくつかは新築しましたが、敷地内には既存の施設が20棟ほどあり、解体や改修によって既存の建物を活かし新しい用途に生まれ変わらせています。
CUSTARDは主に行政の事前協議や確認申請業務を担当しました。10haという大きな土地、建物の数、築年数の古さ、牧場やキャンプ場という用途、他業種のプロジェクトチーム、どれも初めての経験で大変なこともありましたがとてもやり甲斐のある刺激的なプロジェクトでした。
CUSTARDは巻末のデータシートに建築協力として掲載していただています。新建築に名前が載るのは、以前勤めていたMTAの作品の担当者として掲載された時以来です。CUSTARDとしては初めて。このプロジェクトの一員として掲載を喜ぶことができて幸せです。
キャンプが趣味の方もこれから初めてみようという方も、ぜひ一度「千葉ウシノヒロバ」に足を運んでみてください。おしゃれな設え、きれいな水回り施設、そしてなんと言っても広大で気持ちのいい牧草地のキャンプエリアとかわいい仔牛たちが迎えてくれます。週末にはさまざまなイベントも開催されていますよ。